鳴門教育大学シンポジウム
「科学的に卓越した人材育成を支援する先進的理科教育の展望」
科学技術の視点から目的意識と学ぶ意欲を高めさせるとともに,学校教育現場で学ぶべき内容について,知識と理解,体験的学習,感性と概念の構築という三つの側面を活性化させる教育(科学的に考え創造する力を培う教育)により,広い視野と総合的判断力をはぐくみ,科学技術に対してセンスある人間を育てる全人的教育を推進するための新しい科学技術教育課程を早急に構築することが,我が国の科学教育に求められている大変重要な課題である。
本シンポジウムは,先端的な研究分野の専門家であり,教育現場における実践的な研究活動を精力的に行い全人的な教育を推進しておられる先生方をお招きし,「科学的に卓越した人材育成を支援する先進的理科教育の展望」について論じていただきます。
開催日時: 2009年11月14日(土) 13:00〜17:30
開催場所: 鳴門教育大学・講義棟2階B201室(徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748 )
主催: 鳴門教育大学
後援: 徳島県教育委員会・徳島市教育委員会・鳴門市教育委員会・
独立行政法人 科学技術振興機構(JST)
参加費 無料
プ ロ グ ラ ム
講演 1 (13:10〜13:40):村田 隆紀 (鳴門教育大学経営協議会委員・京都教育大学名誉教授)
演題: 「アドバンシング物理」から学んだこれからの物理教育のあり方
演題: 大学側から見た高校生のOpen-endedな課題研究への取り組み
〜Science for ALL からScience for EXCELLENCEへ〜
休憩(10分)
講演 3 (14:20〜14:50):日紫喜豊 ((独)科学技術振興機構 理数学習支援部 調査役)
演題: 才能教育の現状とJST事業について
講演 4 (14:50〜15:20):今倉 康宏 (鳴門教育大学大学院学校教育研究科 教授)
演題: 「知」の創造から活用までを考慮した科学技術教育を実践する仕組みの提案
講演 5 (15:20〜15:50):木村 捨雄(鳴門教育大学大学院学校教育研究科 特任教授)
演題: “教育の世界”(知識の体系化の再構築)と“研究の世界”とを統合する新しい科学教育課程
休憩(10分)
パネル討論 (16:00〜17:20): コーディネーター 伊藤 卓(横浜国立大学名誉教授)
パネリスト:講演者
笠 潤平(香川大学教育学部)・
毛利 久康(高等学校理科学会会長・徳島県立城東高等学校校長)