化学経済・経営・研究管理・MOTディビジョン

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第5回MOT勉強会『 電子コンパスビジネスの挑戦 』 -「新技術」 「新製品」ではなく 「新ビジネスモデル」を創れ!  [2017年9月27日 公開]

化学経済・経営・研究管理・MOTディビジョン会員の皆様へ

 本ディビジョンでは研究開発と事業を繋ぐ上で重要なMOTに関する勉強会を開催しております。

 

第5回MOT勉強会は、山下昌哉 先生(旭化成株式会社 研究・開発本部)より、話題提供を頂きます。奮ってご参加のほどよろしくお願い申し上げます。

 

化学経済・経営・研究管理・MOT 主査・幹事 一同

 

第5回MOT勉強会

日時:2017年12月4日(月) 15:30-17:30

場所:化学会館 会議室 601B

 http://www.chemistry.or.jp/access/index.html

 定員: 20名

 参加登録締切: 2017年11月30日(定員に達した段階で参加登録締切)

お申し込みはこちらから https://event.csj.jp/form/view.php?id=263966

 

<プログラム>

15:00-15:30 受付

15:30-15:35 勉強会 趣旨

15:35-16:30 話題提供

講演者:山下昌哉 先生

(旭化成株式会社 研究・開発本部  MY Lab  ( 山下昌哉 研究室 )、旭化成 フェロー)

講演タイトル:『 電子コンパスビジネスの挑戦 』−− 「新技術」 「新製品」ではなく 「新ビジネスモデル」を創れ! −−

16:30-17:30 講師を囲んで

(講演概要)  スマートフォンに欠かせない歩行者ナビゲーションアプリ。それを支えるのが電子コンパスです。電子コンパスは微弱な地磁気から方位を定めます。他社が高感度磁気センサーの開発を進める中で、旭化成は全く異なる開発アプローチをしました。重視したのは電子コンパスの調整方法です。従来は測定前にユーザーが電子コンパスのオフセットを調整する面倒な動作を必要としましたが、これを測定中にソフトウエアが自動的・継続的な調整をする技術の発明をしたのです。本講演は、これら新技術・新製品の開発ストーリーに加え、ソフトウエアのビジネス文化を、センサーの電子部品市場に導入して、ライセンス契約を結んでから製品を提供するという従来にはないビジネスモデルを作ったことが、事業価値を生み出す上で重要であったことなど、具体的な事例で御紹介いたします。

連絡先:日本化学会企画部ディビジョン担当 徳橋 TEL 03-3292-6163