エネルギー・資源技術部会
技術部会長 山森 義之
エネルギー分科会
主 査 星野 幸久
エネルギー・資源技術部会 エネルギー分科会講演会のご案内
時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、下記の通り講演会を開催いたしますのでご関心のある方々の
多数のご参加をお待ちしております。また、講演会終了後、講師の先生を囲んでの
懇親会を開催致します(参加費は無料)のでお時間の許される方はご参加下さい。
関係部署にもご案内いただければ幸いです。
1.日時 2013年9月5日(木)14:00〜17:00
*受付は13:30〜です*
2.場所 当協会会議室
東京都千代田区三番町2番地 三番町KSビル2F
3.講演 「 革新的な蓄エネ材料=電気エネルギー貯蔵の先端技術 」
(1) 14:00〜15:30
講師: 森本 剛 氏
森本技術士事務所 代表
演題:「キャパシタの技術、市場の現状と展望」
要旨: 電気二重層キャパシタが広範に実用化されるとともに,リチウムイオン
キャパシタの基礎技術が確立され,工業生産が開始されている。これま
での電気二重層キャパシタに関する化学と技術について述べるとともに、
更なる市場拡大に必要な高エネルギー密度化,高出力密度化を可能とす
る新たな電解液、電極等の材料技術、ならびにリチウムイオンキャパシ
タをはじめとする新規なキャパシタについて述べる。また、キャパシタ
が実用されている市場や実用が期待される市場について解説する。
(2) 15:30〜17:00
講師: 直井 勝彦 氏
東京農工大学大学院(工学研究院)
応用化学部門・電子エネルギー化学分野・教授
東京農工大学重点研究拠点 次世代キャパシタ研究センター代表
演題:「超遠心ナノハイブリッド技術による蓄エネ電極材料の革新:
次世代リチウムイオン電池・次世代キャパシタへの展開」
要旨: 独自に開発した簡便・量産可能な超遠心ナノハイブリッド処理を基盤技
術として用い、超空間・空隙制御されたナノ複合エネルギー貯蔵材料に
ついて紹介する。高重力場(メカノケミカル反応場)において金属酸化
物をナノ炭素表面上にシングルナノスケールでビルトアップ合成しなが
ら、同時にナノカーボンマトリックスに絡めとり、高分散で高密度な相
互エンタングルメンントを引き起こす。その際カーボンマトリックスが
持つ大きなマクロ孔空隙への金属酸化物の高密度充填が電子的な結合を
作りながら起こると同時に無数の局所的小さな空隙(メソ孔)を残すた
め、畜エネ電極材料として極めて有効な「空間・空隙」構造となる。
これによりハイパーアクセス可能でこれまでに例を見ない高速充放電
(300-12000 Cレート)が可能になる。この手法を用いて、電池正極・負
極材料をキャパシタ級の高速充放電な材料に転換させ、キャパシタ級以
上の高出力密度を持たせることができる。即ち、今まで不可能であった
電池級のエネルギーとキャパシタ級のパワーとを会わせ持つ革新的な畜
エネ材料のイノベーションに繋がると期待される。
懇親会 17:00〜18:00
4.参加申込み:公益社団法人 新化学技術推進協会のホームページよりお申し込み
ください。
http://www.jaci.or.jp 申込み締切 9月3日(火)
(定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
5.参加費: 当日受付でお支払いください。
会員:無料(会員リスト:
http://www.jaci.or.jp/member_group/)
コラボレーションメンバー:無料
上記以外:10,000円
懇親会費:無料
6.お問い合わせ先:(公社)新化学技術推進協会 事業部
event@jaci.or.jp 7.ウェブ配信: ご講演(1)がウェブ配信でもご聴講いただけます。
@@@@@
公益社団法人 新化学技術推進協会
事業部