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「固体表面のナノ構造と酸塩基性」(9/12) [2013年8月6日 公開]

                      公益社団法人 新化学技術推進協会
                          先端化学・材料技術部会
                           技術部会長 内田 博
                          高選択性反応分科会
                           主 査   梅野 道明
 
 
   先端化学・材料技術部会 高選択性反応分科会 講演会のご案内
 
 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、下記の通り講演会を開催いたしますのでご関心のある方々の
多数のご参加をお待ちしております。また、講演会終了後、講師の先生を囲んでの
懇親会を開催致します(参加費は無料)のでお時間の許される方はご参加下さい。
関係部署にもご案内いただければ幸いです。
 
1.日時 2013年9月12日(木) 14:00〜18:00
         *受付は13:30〜です。*
 
2.場所 当協会会議室
     東京都千代田区三番町2番地 三番町KSビル2F
 
3.講演(1)14:00〜15:30
 
  講師:宍戸 哲也 氏
     首都大学東京 都市環境科学研究科 教授
 
  演題:「固体表面のナノ構造と酸塩基性」
 
  要旨:グリーンケミストリーの観点から、固体酸・固体塩基は重要な触媒材料である。
     固体表面における酸塩基性と表面構造との間には密接な相関があると考えられ、
     その理解は、高機能な固体酸塩基の設計に対して重要である。しかし、発現機構を
     含めその化学は、依然議論の対象である。本講演では、最近、演者が研究を進めて
     いるアルミナ表面に担持した金属酸化物における特異なブレンステッド酸点の発現に
     ついての研究を中心に構造と酸塩基性との発現について特異な相関が認められる
     研究例を紹介し、固体表面における酸塩基性の発現機構について議論する。
 
  講演(2)15:30〜17:00
 
  講師:窪田 好浩 氏
     横浜国立大学大学院 工学研究院 教授
 
  演題:「規則性多孔体の欠陥制御による高性能触媒の創製」
 
  要旨:規則性多孔体の合成法・ポスト処理法の工夫による触媒高性能化の事例を紹介する。
     スチーム処理による Si マイグレーションは、欠陥・欠損の多いゼオライト骨格の
     安定化手法として一般化しうるものであるが、その挙動について、原子レベルの
     微視的観点および粒子全体の巨視的観点からディスカッションする。この他に、
     Y型ゼオライトを原料とする 新型ゼオライトの合成についても紹介したい。
 
  懇親会 17:00〜18:00
 
4.参加申込み:公益社団法人 新化学技術推進協会のホームページよりお申し込みください。
        http://www.jaci.or.jp
 
  申込締切り:9月10日(火)
 
 ※本講演会は、講演(1)のみウェブ配信でもご聴講いただけます。
 
5.参加費: 当日受付でお支払いください。
       会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/
       コラボレーションメンバー:無料
       上記以外:10,000円
  懇親会費:無料
 
6.お問い合わせ先:(公社)新化学技術推進協会 事業部 event@jaci.or.jp
   
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公益社団法人 新化学技術推進協会
事業部