化学教育ディビジョン

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日本第四紀学会公開シンポジウム 「自然史の教育と研究をすすめるために ?さまざまな分野からの取り組み」 [2010年8月5日 公開]

産業技術総合研究所 植木 岳雪さまより標記シンポジウムのお知らせをお知らせ頂きました. 「なるべく幅広い分野の方が参加していただき,自然史教育に関して,忌憚のない議論ができればと思います.」とのことですので,化学教育ディビジョン登録者にメール配信いたします.(ディビジョン主査 下井守) 日本第四紀学会公開シンポジウム 「自然史の教育と研究をすすめるために ?さまざまな分野からの取り組み」  日本第四紀学会では,自然史教育に関するシンポジウムを下記の通り開催いたします.このシンポジウムは公開で行われ,第四紀学会の会員・非会員を問わず参加できます.事前の参加登録は必要ありません.参加費は無料です.当日会場に直接お越し下さい.シンポジウムは,講演と,合計147件もの活動紹介のポスター展示・実演を行うポスターサロンからなります.夕方のポスターサロンではビールの販売も行いますので,ビールを片手にざっくばらんに情報交換をしてください. 趣旨:自然史学の一分野といえる第四紀学にとって、自然史教育のあり方を考えることは重要である。これまで、学校教育現場における地学、地理の履修者の減少の問題が多く取りあげられてきたが、一方で生涯教育の現場や各地域で第四紀学の成果を踏まえた活発な自然史教育や普及活動が進められている。このシンポジウムでは、それらの特色ある活動をされている方に報告していただく。第四紀学の成果をどう展開し、いかに社会に発信していくか、そして、これからの自然史教育をどうすすめていくか議論する。 日時:2010年8月22日(日)10:00-18:00 講演会場:東京学芸大学芸術館ホール ポスターサロン会場:第1むさしのホール  会場の場所は以下のURLをご参照ください.キャンパスマップのPDFファイルがダウンロードできます.  http://www.u-gakugei.ac.jp/~graduate/syushi/info/campus_map.html 講演(芸術館ホール) 趣旨説明 1000-1005 ・・・・・目代邦康(自然保護助成基金) 第1部  S-1 1005-1020 自然史教育の方法:事業仕分けに対抗し、持続可能で安心・安全な社会を構築するために・・・・・植木岳雪(産総研) S-2 1020-1045 カタクリとシデコブシを用いた自然史教育・・・・・小泉武栄(東京学芸大) S-3 1045-1110 分布様式としての関越要素の存在について・・・・・牧林功(埼玉昆虫談話会) S-4 1110-1135 さいはての島における自然史ネットワーク・・・・・佐藤雅彦(利尻町立博物館) S-5 1135-1200 ジオパーク活動に第四紀研究の果たす役割・・・・・町田洋(前会長) 1200-1245 昼食・休憩 1245-1345 ポスターサロン1(会場:第1むさしのホール)・・・開場は1100の予定です  第2部   1355-1415 防災人形劇公演(2件)(会場:芸術館ホール)  S-6 1420-1440 損保ジャパンの防災CSR戦略と町火消し精神の試(私)論・・・・・児島 正(損保ジャパン・リスクマネジメント) S-7 1440-1500 土をどう教えるか・・・・・浅野眞希(筑波大) S-8 1500-1520 郷土の自然と歴史?普及と教材化?・・・・・角田清美(都立北多摩高校) S-9 1520-1540 地形実験を取り入れた自然史教育・・・・・池田 宏(深田地質研究所・元筑波大) S-10 1540-1600 石器作りの体験学習と考古学・・・・・小菅将夫(みどり市立岩宿博物館) 1600-1605 休憩  1605-1630 総合討論  1630-1640 移動時間  1640-1800 ポスターサロン2(会場:第1むさしのホール)・・・ビール販売あり ポスターサロンの題目,解説者については,以下の日本第四紀学会のHPで,会報の9から13ページをご参照下さい. http://wwwsoc.nii.ac.jp/qr/report/QRNL1704.pdf