化学教育ディビジョン

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教科「理科」関連学会協議会(CSERS)第11回シンポジウム「理科の授業の質を高める環境を」(掲載責任者 伊藤)  [2006年11月23日 公開]

教科「理科」関連学会協議会(CSERS)第11回シンポジウム「理科の授業の質を高める環境を」が下記の要領で、12月2日(土)13時〜17時に化学会館7Fのホールで開催されます。ふるってご参加下さい。事前登録は不要です。(掲載責任者 伊藤) 

教科「理科」関連学会協議会は、下記6学会の連合組織です。

日本化学会化学教育協議会・日本生物教育学会・日本地学教育学会・・日本物理教育学会・日本科学教育学会・日本理科教育学会

 

教科「理科」関連学会協議会(CSERS)第11回シンポジウム

「理科の授業の質を高める環境を」

 

 現在,次期教育課程の検討が進んでいます。このようなとき私たちの目は,教科・科目の構成,内容量,時間数,必修か選択か,などに集中しがちです。これらは理科教育の充実のために大変重要ですが,それとともにどうしても検討しておかなければならない事があります。それは,教科・科目の目標,内容などをどのように設定し,どのように実現していくかです。言い換えれば,理科教育の質の保証とその充実をどのように図るのかということです。

 中央教育審議会には,次期の教育課程改訂を視野に入れた理数教育の充実に向けての方策が諮問されています。また,総合科学技術会議では,理数教育の抜本的充実に向けての提案がなされています。一方,平成14年度からの科学技術・理科大好きプランにより,スーパーサイエンスハイスクールSSHの研究指定,サイエンス・パートナーシップ・プログラムSPP,国際科学技術コンテストに対する支援などの理科教育の充実に向けた政策が進展しています。

 こうした状況にあって,CSERSは理科の教育の質をどのようにして高めていったらよいのかを真正面から見つめるシンポジウムを下記の通り企画しました。

 今回のシンポジウムでは,理科教育・科学技術教育を育てる政策を次々に打ち出している文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課課長田中正朗氏,理科教員の質について提言されている東京理科大学教授日下部慧氏(日本化学会化学教育協議会教員養成WG主査),全国的な理科教育に関する調査を行い,これからの理科教育の方向を検討している愛知教育大学教授川上昭吾氏(日本理科教育学会会長)にご講演をいただき,ご参加の皆様とわが国の理科教育の充実発展に向けた建設的な意見交換の場を設定いたしました。

 年末のお忙しい時期での開催ではありますが,教育課程の改訂論議が進んでいるときでもありますので,多くの方のご参加と活発な意見交換をお願いいたします。

 

期日 2006(平成18)122() 13:0017:00(予定)

場所 日本化学会7階ホール (東京都千代田区神田駿河台1-5)

(JR御茶ノ水駅下車 http://www.chemistry.or.jp/kaimu/office/map.html)

 

プログラ

 

  開会挨拶と趣旨説明   廣井 禎(CSERS議長)                     13:00-13:15

  講演    司会  松香光夫 (日本生物教育学会)                    13:15-15:15

                                                   講演時間には質疑応答10分を含む

   1.川上  昭吾(日本理科教育学会・愛知教育大学理科教育講座 教授)13:15-13:55

   2.日下部 慧(日本化学会・東京理科大学理学部化学科 教授) 13:55-14:35

   3.田中 正朗(文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課 課長) 14:35-15:15

〈休憩 15分〉

  総合討論                                                       15:30-16:50

           司会 広井禎(日本物理教育学会),鳩貝太郎(日本科学教育学会)          

  閉会挨拶  松原静郎 (日本理科教育学会)

【終了後、同じ場所で懇親会を開催する予定です。こちらへも皆様のご参加をお待ちします。】

お問い合わせはCSERS事務局 間々田和彦   mamalab@nsfb.tsukuba.ac.jp

112-8684 東京都文京区目白台3-27-6 筑波大学附属盲学校内

   tel.03-3943-5421   fax.03-3943-5410