平成18年度産総研 環境・エネルギーシンポジウムシリーズ4
「21世紀の化学反応とプロセス −機能性化学品と化学プロセスの新しい展開−」
産総研では、持続的発展可能社会の実現に貢献することを目的として、環境負荷の少ない化学技術の研究開発を進めています。これらの研究開発の成果については広く公表し、関係諸機関との有機的連携によって化学産業をはじめとするわが国の産業発展に役立てられることを期待しています。
この度は、産総研が実施中の化学産業関連研究開発の中から、新しい機能性化学品およびその合成技術の研究開発と分離膜技術や新規蒸留技術など化学プロセスの省エネルギー実現に向けた研究開発を主題として、平成19年2月21日に産業技術研究所 臨海副都心センターにて表記シンポジウムを開催する運びとなりました。
シンポジウムでは、他の化学技術研究開発の最新の研究成果についても幅広くポスター形式で発表します。今回のシンポジウムをとおして産総研の研究開発活動へのご理解が深まり、研究成果にご興味を持っていただければ望外の喜びです。
宜しくご参加お願い申しあげます。
日時 2007年2月21日 水曜日 13時00分 〜 18時30分
会場 産業技術総合研究所 臨海副都心センター バイオ・IT融合研究棟11階
〒135-0064 東京都江東区青海2-42
主催 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門、コンパクト化学プロセス研究センター
参加費 無料
申込方法 オンライン登録、Eメール、FAX
申込締切 2月16日 金曜日(当日参加登録可)
問い合わせ先 (財)日本産業技術振興協会 産業技術部
電話:029-855-1267 FAX:029-855-1279
プログラム、申込み、その他詳細情報 (財)日本産業技術振興協会
http://www.jita.or.jp/2006kankyosympo.html
プログラム 講演内容
開場 12:30
13:00 開会挨拶
13:05 特別講演
中尾 真一 東京大学 高温水素分離膜の開発と膜反応器への展開
13:45 濱川 聡 セラミックス膜を用いた天然ガスの新規変換プロセスの開発
14:05 榊 啓二 膜分離技術のバイオプロセスへの応用
14:25 中岩 勝 内部熱交換型蒸留塔(HIDiC)技術の実用化
14:45〜15:00 休憩
15:00 特別講演
安居 徹 経済産業省 高度部材産業の現状と政策課題
15:40 韓 立彪 炭素化合物代替:機能性リン化合物―精密合成法の開発と機能性材料への応用
16:00 萩原英昭 極性物質に親和性を有する機能化ポリプロピレン材料の開発
16:20 生島 豊 高温高圧水マイクロ反応系を利用した高効率C-C結合形成反応による医薬品中間体部材の開発
16:40 閉会挨拶
16:45〜18:30 ポスターセッション ポスターセッション
●環境化学技術研究部門 24件
●コンパクト化学プロセス研究センター 11件