日本化学会ディビジョンのご案内

ディビジョンについて

日本化学会では平成18年度よりディビジョン制度を発足し、下記の21ディビジョンを設定しました。

「化学と工業」誌 "ディビジョン・トピックス" 欄の連載が始まりました。化学分野全体を網羅する21ディビジョンから最前線のホットな研究成果を紹介します。(2014.1)

『化学レポート:現状と将来』を部分公開しました。完全公開へ向けて作業中です。

問い合わせは division@chemistry.or.jp

ディビジョン一覧

  1. 光化学
  2. 物理化学
  3. 理論化学・情報化学・計算化学
  4. 無機化学
  5. 錯体化学・有機金属化学
  6. 有機化学
  7. 天然物化学・生命科学
  8. 生体機能関連化学・バイオテクノロジー
  9. 医農薬化学
  10. 分析化学
  11. 電気化学
  1. 触媒化学
  2. 高分子
  3. ナノテク・材料化学
  4. コロイド・界面化学
  5. 有機結晶
  6. 資源・エネルギー・地球化学・核化学・放射化学
  7. 環境・安全化学・グリーンケミストリー・サスティナブルテクノロジー
  8. 化学教育
  9. 化学経済・経営・研究管理・MOT
  10. 生産技術・製品開発

全21ディビジョン(2024年10月現在)

新着情報

>> 以前のお知らせ

『ディビジョン』制度発足の目的

ご承知のように、本会の事業は7支部(北海道・東北・関東・東海・近畿・中国四国・九州)による地区単位の活動と理事会傘下の各委員会の活動をベースとして推進されています。また、専門分野の活動としては5部会(コロイド界面化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー・有機結晶・情報化学)と15の研究会が設置され、研究者の交流と関連情報の提供活動が行われています。

しかし近年、科学技術の急激な発展は各専門分野において研究の細分化を招くとともに、異なる分野間の横断的研究や境界領域の研究を一層促進しております。一方、本会を取り巻く環境は、欧米やアジア地域の化学会をはじめ学術誌を発行する欧米の商業出版社等との交流など、国際的視野に立った事業展開を日常的に行う状況が増しているばかりでなく、社会に対する専門家集団としての役割がこれまで以上に強まっています。本会としてはこうした変化・要請に柔軟性をもち、機敏に戦略的に対応してゆく必要がありますが、現行の支部や本部の委員会事業だけでは組織的な対応が困難になりつつあります。

日本化学会が支部を中心とする活動に加え、研究交流・情報交換の活性化の場である専門分野・部会活動を会の新たな基軸に据え、真に「創造と交流の機能」を持つためには、それぞれの学問分野あるいは他(多)分野組織との連携が可能な化学関連分野全体を網羅する有機的な組織を早急に確立する必要があります。ディビジョンによる上記活動により本会の求心力は飛躍的に高まることが期待され、制度発足の意義は極めて大きいと言えます。

『ディビジョン』の活動

ディビジョンの主な活動は以下のとおりです。

  1. ディビジョンは各分野の研究の現状(研究最前線・課題)、将来予測、今後推進すべき研究課題などを『化学会レポート』(仮称)にまとめ、国の科学技術政策に提言します。単なる陳情的提案ではなく、専門家集団として「科学技術指針」の提示に結びつく政策提言を行うなど、学会が公器としての役割を担う存在として社会から期待されている機能を果たします。
  2. 学会の専門領域(各ディビジョン)で「すき間のないマップ、グリッド」を作ります。これは学会の最も重要なインフラですが主要海外化学会では既に整備されています。
  3. 他分野との交流、本会の運営体制(役員候補者や各受賞候補者等の推薦)のほか、春季年会の企画運営等を通じて新たな研究・情報交流活動の展開等を担います。
  4. 各ディビジョンに登録された会員の方々には、各ディビジョンの責任者より、e-mail等により最新の関連情報をきめ細かくタイムリーに提供します。
  5. 各ディビジョン専用のホームページより、当該ディビジョンに登録された会員の方々は必要情報が閲覧できます。

『ディビジョン』の登録方法

日本化学会個人会員の方
本会会員の方は「日本化学会マイページ」よりログイン後、「サービス一覧」→「ディビジョン」→「ディビジョン登録/変更」より登録して下さい。
日本化学会非会員の方
ご入会後にディビジョンをご登録下さい。 >> 入会のお申し込み

化学レポート

ディビジョンによる『化学レポート:現状と将来』を公開しました。

こちらからご覧ください